学資ローンの選び方

我が子の健やかな成長を望まない親はいませんが、教育資金がまかないきれずに学資ローンを使う人が多くなっています。学資ローンを選択する場合は、どういった点に気をつければいいのでしょう。金利は、借り入れに際して重要なポイントです。数ある学資ローンの中から、金利の最大と最低を読み取りましょう。

返済が長期に渡る場合は、変動金利か、固定金利も気をつける必要があるでしょう。固定金利にすれば、今後の返済にかかる金利を想定しておくことができます。変動金利は金利が変わる恐れがありますので、長期間は難しいでしょう。最初のうちは金利が低くても、年月が経過すると段々と金利が上がってくる可能性があるのが、変動金利のネックといえます。

学資ローンを使う時には、どのくらいのお金が必要なのかをじっくり考えることが大事です。学資ローンを民間で利用する場合、300万円~500万円という限度額が相場です。ただし、担保を入れてお金を借りるならば、より高額な貸し付けが可能になります。いつまで借りるかで利息のつき方はかわりますし、返済の見極めは早くにつけておくことです。親と子で学資ローンの返済義務を回すことができるのか、元金据え置き期間を利用することができるかなどが大事です。

繰上げ返済についてや、各種の手数料についてなど、学資ローンで知っておきたいことはたくさんあります。と学資ローンを使って学校に通い出す前に、公的な金融機関やその活動内容についてはある程度理解しておくことが大事です。